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トーテム(神聖視される動物)
現代社会において、人と動物は明確に区別されている。しかし、古代社会などでは動物は神聖視されていた。そのなかでは動物と人間の一体化が示唆される。例えば現在も残る伝説に人狼(ワーウルフ)伝説などがあるが、獣の力を得て、凶暴化する。それは、あくまで獣の論理で動き、人を超える。また、エジプトのスフィンクスのように、ライオンの身体と人間の顔との複合された魔獣がいる。翻って、インドのガネーシャのように像の頭を持った神が我々に幸運をもたらしてくれる。
このような動物の中に人間を超える力を見いだし、それをとりこむことにより、超常の力を表現するようなパターンの神話が全世界に存在する。このような形の信仰をトーテミズムというが、「トーテム」という言葉はもともとネイティブ・アメリカンの「トーテム」という考え方に由来する。トーテムはある部族の先祖であり、守護獣である。そうやって、人々は自らのアイデンティティを確立していった。 そういう意味では、現在でもトーテムを持っているものが多い。例えば、ブルーライオンの愛称で有名なプジョー、ワニをトレードマークとするラコステなど、大きい所ではイーグルに自らを喩えたアメリカ合衆国などもある。こうして、動物に自らを一致させることにより、自らを自らとして確立する。現在も隠れた部分でトーテミズムは生きているのである。
by homeandhome
| 2004-08-19 21:37
| 神話
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