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天使の肉体
多くのキリスト教世界において、霊的存在は肉体を持たない。天使が肉体を持つか、持たないかという題材は、だいたいにおいて、肉体を持たない方向で決着する。その思想の根本にあるのは、「肉体に対する憎悪」ではないだろうか?例えば天使のなかでも最下層のものは肉体を持ち、人間と交わって、堕天使となる。肉体の快楽に対して、病的なほど、押さえつけようとする。
よくキリスト教は「男性的原理」の宗教であるといわれるが、「肉」の再生と創造を「男性的原理」では持ち得なかったことが、肉体への否定につながったのではないか?霊的存在・・・つまり目に見えない存在とすることにより、肉体という「女性原理」の存在の否定を画策したのではないか。 ただその考え方のなかに、天上界への指向というものが伺える。天に浮かぶものは直感として、形(物質)を持ったものでは不可能であり、肉体はこの地上に縛り付ける存在である。つまり「重さ」より「軽さ」の優位が感じられる。よくいわれることであるが、クラシックバレエは天上界への憧れを表現し、モダンバレエは肉体(存在)の重さを表現する。この指向はそのまま天使の肉体への考え方とつながるようにも思える。
by homeandhome
| 2004-06-26 08:31
| 天使
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