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集団という暴力性
Excite エキサイト : テロリズムですね。
そのとおり、テロリズムです、お互いに。 テロにテロの応酬をすれば、連鎖になりよりひどくなります。そのことはイスラエルの状態を見ても明らかでしょう。 特に印象に残っているのは「愛国無罪」という考え方です。この考え方と同じような考え方は日本にもあります。本当に「無罪」なのでしょうか。私は決してそうは思いません。 私はこのテーマで何度もトラックバックしていますが、正直集団に自我を依存させたときの恐ろしさをこの出来事から学びました。 私たちは集団にコミットする場合、その危険性も承知してコミットする必要があります。承知というと変ですが、かなり強い自覚を持つことが必要なのではないでしょうか。その集団における力関係と、そしてラディカルな考え方、その双方に自分の目を向け、流されないよう努力することが必要だと思います。昨年の「自己責任論」のとき、私はまんまとその陥穽に陥りました。 集団になったときの強烈な自我の拡大、そしてそこから起こる万能感、その誘惑から個人は逃れなくてはならないと私は思います。人は集団のなかで生きている、だが、集団の中に埋没してはならない。常にそこに自覚を持つことが大事です。
by homeandhome
| 2005-04-19 23:00
| 雑感
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